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アジアカップ2007情報

アジアサッカー連盟は東南アジア4カ国共催の2007年アジアカップで上位3位以内のチームに次回2011年大会の出場権を与えることを正式に確認し発表しました。しかし日本は韓国に敗れ4位となりこれを逃しました。今回優勝を果たしたのは戦時下のイラク、準優勝は中東の雄サウジ、そして日本を下した韓国が3位となりました。そして2011年のアジアカップ開催国にカタールを選出しアジアカップは幕を閉じました。

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アジアカップ決勝・3位決定戦

 

アジアカップ2007最終結果
1位 イラク
2位 サウジアラビア
3位 韓国
4位 日本

決勝
アジアカップ決勝が7/29に行われイラクが1-0でサウジアラビアを下し初優勝を果たしました。初の決勝進出のイラクは後半26分にユーニスがコーナーからのボールをヘディングで決めて先制。サウジ有利と見られた試合で常に攻撃的なサッカーでゲームを支配したイラクが1-0で初優勝を成し遂げました。MVPにはこの試合唯一のゴールを決めたユーニス選手が選ばれました。イラクは2009年に南アフリカで開催されるコンフェデレーションズカップの出場権を獲得です。

7/29 19:35 イラク1-0サウジアラビア@ Gelora Bung Karno Stadium, Jakarta
ゴール
72 イラク/Younis Mahmoud

3位決定戦
アジア杯3位決定戦で日本と韓国の宿命のライバル同士の戦いが行われました。試合を優位に進めたのは日本でした。しかし結果は延長が終わっても0-0。韓国は三度のPK戦を6-5で制して3位を死守しました。逆に日本は後半12分に韓国、姜敏寿選手のイエロー2枚で退場となり数的優位が生まれたものの逆に守備を固められ得点を上げることは出来ませんでした。

7/28 19:35 韓国0-0(PK6-5)日本@Jaka Baring Stadium, Palembang
ゴール
なし
PK
韓国 ○○○○○○
日本 ○○○○○X


アジアカップ準決勝の日程と結果

韓国はPKに泣きました。2試合連続の延長、PK。しかも中2日とあってはさすがの韓国も疲労困ぱい、動きも鈍くなり最後は危ない場面もありました。それでもPKまでもつれこませる韓国はやはり素晴らしいの一言です。運にも見放され最後に力尽きた韓国でしたが若いチームでここまでやれたのは大きな収穫です。そしてイラクは韓国には分が悪かったのですが最後の最後にPKながら勝利を掴んで初の決勝進出です。敗れた韓国ですが今大会3位を確保すれば2011年の出場権を獲得します。何とか3位を確保して欲しいものです。

そして日本も敗れ去りました。見たかった日韓戦も決勝ではなく3位決定戦となってしまいました。日本は韓国より一足遅く開始のハノイでの準決勝の対サウジアラビア戦に臨みました。前半35分にセットプレーからヤセルのゴールで先制点。日本も2分後にコーナーキックからのボールを中澤選手がヘディングで決め同点とします。後半に入り2分にマリクのゴールが決まり再びサウジアラビアがリードします。後半8分に阿部選手のゴールで追い付きますが常にリードをされる展開で苦しい日本でした。そして迎えた12分に再びマリクがこの日2点目となるゴールを決め又も逆転。三たび同点とすることは出来ず3-2で敗戦です。3連覇の夢はここで消えましたが2011年大会の出場権をかけて韓国との3位決定戦へ臨みます。

7/25 18:20 イラク 0-0(PK4-3) 韓国 @National Stadium Bukit Jalil, Kuala Lumpur
ゴール
なし
PK
韓国  ○○X○X
イラク ○ ○○○-
<<<<You Tubeでこの模様を見る

7/25 20:20  日本 2-3 サウジアラビア @My Dinh National Stadium, Hanoi
ゴール
35 サウジアラビア/Yasser Al-Qahtani
37 日本/ 中沢佑二
47 サウジアラビア/Malik Moad
53 日本/ 阿部 勇樹
57 サウジアラビア/Malik Moad


アジアカップ準々決勝の日程と結果

準決勝2日目7月22日

47年ぶりの優勝を目指す韓国がイランと対戦しPK戦を制しました。1次リーグでは不調だった韓国もさすがに強豪という名に恥じない素晴らしい粘り強い試合をしました。0-0のまま延長でも決着がつかずPKへ。ここでベテランGK李雲在選手がイランのPKを2本も防ぐ素晴らしい活躍で準決勝進出です。願わくば日本対韓国での決勝が見たいものです。もう1試合のサウジアラビア対ウズベキスタンはなかなか興味深い試合でした。バーレーン戦ではどん欲にゴールを狙う姿が印象的だったサウジでしたがこの日は開始3分で先制し試合の主導権を握りました。後半30分にもゴールを決めウズベキスタンを引き離しました。37分には1点を返したウズベキスタンでしたが反撃もここまでサウジが準決勝へ進出です。

7/22 18:20 イラン 0-0(PK4-2) 韓国 @National Stadium Bukit Jalil, Kuala Lumpu
ゴール
なし
PK
韓国  ○○X○○
イラン ○ X○X -
<<<<<この模様をYou Tubeで観る

7/22 20:20 サウジアラビア 2-1 ウズベキスタン @Gelora Bung Karno Stadium, Jakarta
ゴール
03 サウジアラビア/Yasser Al-Qahtani
75 サウジアラビア/Ahmaed Almousa
82 ウズベキスタン/Pavel Solomin

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準々決勝1日目 7月21日

7/21に決勝トーナメントが開幕しました。その第一試合となるのが日本代表でした。宿敵オーストラリアとの対戦は後半24分にセットプレーからアロイジが押し込み先制点を許し嫌なムードがただよいました。しかしその3分後の後半27分に高原直泰選手がゴール前で切れのあるフェイントで相手DFをかわしゴールを決め同点としました。後半31分には高原選手へのひじ打ちでグレッラにレッドカードが出て一人多い人数でしたが、逆に攻撃を捨て守備一辺倒へ方向転換しPK狙いとなったオーストラリアに対し逆転はならず1-1のまま終了。延長でも決着がつかずオーストラリアの目論み通りPK戦へと進みました。運も大きく左右すると言われるPKですが日本の守護神-川口能活選手が好セーブ。1本目のキューウェルのシュートを完全に読んで両手でブロックします。2本目も右手で弾き出しこれで勝利の流れは完全に日本へ向きました。最後は中澤選手が決めて日本が勝ちベスト4進出です。バンコクではイラクが2−0でベトナムを下し8大会ぶりの準決勝進出を決めました。

7/21 17:20   日本 1-1(PK4-3) オーストラリア @My Dinh National Stadium, Hanoi
ゴール
69 オーストラリア/John Aloisi
72 日本/高原直泰
PK
オーストラリア XX○○ ○
日本      ○○○X○
<<<<<この模様をYou Tubeで観る

7/21 20:20   イラク 2-0 ベトナム @Rajamangala National Stadium, Bangkok
ゴール
02 イラク/Younis Mahmoud
65 イラク/Younis Mahmoud


アジアカップグループリーグ結果

第11日目 グループリーグ最終日 7月18日 

先に行われたのがDグループでした。サウジアラビアが驚異的なスタミナと攻撃力でバーレーンを圧倒し4-0で完勝しました。これを味方につけた韓国は1-0でインドネシアに勝利、サウジが勝ったため最後は2位にすべりこんだ韓国が何とか決勝トーナメントへ進みました。そしてCグループはではイランがマレーシアに順当に勝ってトップでの突破となりました。マレーシアは3戦全敗と残念な結果となりました。共催国のなかでは一番サッカー熱に盛り上がりをみせていなかったように感じましたがそれでも準備段階から尽力してきた大会関係者にとっては非常に残念な結果となりました。そして最後の枠を射止めたのはウズベキスタンでした。これまでパワフルでスタミナ、高さをそろえた中国を3-0のまさかの大勝で敗ったウズベキスタンです。伏兵ウズベキスタンですがその攻撃力には素晴らしいものがあります。準々決勝での戦いに注目です。

Cグループ 結果
順位 国名
勝点
試合
得点
失点
得失点
1 イラン
7
3
2
1
0
6
3
+3
2 ウズベキスタン
6
3
2
0
1
9
2
+7
3 中国
4
3
1
1
1
7
6
+1
4 マレーシア
0
3
0
0
3
1
12
-11

7/18 20:35 ●マレーシア 0-2 ○イラン(National Stadium Bukit Jalil, Kuala Lumpur)
ゴール
29 イラン/Jawad Nekounam (penalty)
77 イラン/Andranik Teimorian

7/18 20:35 ○ウズベキスタン 3-0 ●中国(Shah Alam Stadium, Kuala Lumpur)
ゴール
72 ウズベキスタン/Maksim Shatskikh
87 ウズベキスタン/Timur Kapadze
90 ウズベキスタン/Alexander Geynrikh

Dグループ 結果
順位 国名
勝点
試合
得点
失点
得失点
1 サウジアラビア
7
3
2
1
0
7
2
+5
2 韓国
4
3
1
1
1
3
3
0
3 インドネシア
3
3
1
0
2
3
4
-1
4 バーレーン
3
3
1
0
2
3
7
-4

7/18 17:20 ●インドネシア 0-1 ○韓国(Gelora Bung Karno Stadium, Jakarta)
試合の模様:→You Tube
ゴール
33 韓国/金正友

7/18 17:20 ○サウジアラビア 4-0 ●バーレーン(Jaka Baring Stadium, Palembang)
ゴール
18 サウジアラビア/Ahmaed Almousa
45 サウジアラビア/Abdurrahman Al-Qahtani
68 サウジアラビア/Tayseer Al-Jasem
79 サウジアラビア/Tayseer Al-Jasem

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第10日目 7月16日 

日本のB組のグループリーグ最終戦となったベトナム戦はもう皆さんご存じのように日本が4点を取って快勝しました。試合後のオシム監督のインタビューを聞いているとこの試合は見る者によって良い試合だったのか、どうなのか判断が変わるという言い回しをしていました。ファンにとっては4点を取っての勝利ですが指揮官にとってはそれ以上に修正点があったという事でしょうか。巻選手に待望のゴールが2得点も生まれたたのは朗報です。さて日本は前半8分ベトナムの左コーナーキックが鈴木選手に当たり不運なオウンゴールで先制されました。しかし12分にすぐさま巻選手が胸で押し込む同点弾、31分には中村俊輔選手をフェイクに使い遠藤選手が直接ゴールを決めるFKで逆転しました。後半にも2点を加え日本代表は2勝1分けで勝ち点7でグループ1位で準々決勝進出を決めました。B組のもう1試合アラブ首長国連邦(UAE)が2-1でカタールを下しました。この結果勝ち点4のベトナムが2位で8強入りを決めました。ベトナムは準々決勝でイラクと対戦します。

気になる日本の準々決勝の相手はオーストラリアとなりました。ここまで苦しんできたオーストラリアですがこの日A組で地元タイと対戦。プレッシャーのなか4-0で大勝し勝ち点を4とし最後に2位を確保して準々決勝進出を果たしました。オーストラリアは前半21分にマイケル・ビューチャンプのヘディングシュートが決まり待望の先制点を奪います。タイも地元の応援を受け激しい攻勢をかけますが好機を生かせません。逆にオーストラリアはビドゥガが後半35分,38分と立て続けにゴールを決めタイを突き放しました。最後はキューウェルが終了間際にゴールを決め駄目をししました。これで日本対オーストラリアとの対戦が決定しました。A組のもう1試合イラク対オマーンは0-0で引き分イラクは勝ち点5で1位通過となりました。イラクはベトナムとの対戦です。

Aグループ結果
順位 国名
勝点
試合
得点
失点
得失点
1 イラク
5
3
1
2
0
4
2
+2
2 豪州
4
3
1
1
1
6
4
+2
3 タイ
4
3
1
1
1
3
5
-2
4 オマーン
2
3
0
2
1
1
3
-2

7/16 19:35 ●タイ 0-4 ○オーストラリア(Rajamangala National Stadium, Bangkok)
ゴール
21 オーストラリア/Michael Beauchamp
80 オーストラリア/Mark Viduka
83 オーストラリア/Mark Viduka
88 オーストラリア/Harry Kewell

7/16 19:35 △オマーン 0-0 △イラク(Supachalasai Stadium, Bangkok)
ゴール
なし

Bグループ結果
順位 国名
勝点
試合
得点
失点
得失点
1 日本
7
3
2
1
0
8
3
+5
2 ベトナム
4
3
1
1
1
4
5
-1
3 UAE
3
3
1
0
2
3
6
-3
4 カタール
2
3
0
2
1
3
4
-1

7/16 17:20 ●カタール 1-2 ○UAE(Army Stadium, Ho Chi Minh City)
ゴール
42 カタールSebastien Soria (penalty)
59 UAE/Saed Al-Kas
90 UAE/Faisal Khalil

7/16 17:20 ●ベトナム 1-4 ○日本(My Dinh National Stadium, Hanoi)
ゴール
08 ベトナム/鈴木 啓太(オウンゴール)
12 日本/巻 誠一郎
31 日本/遠藤 保仁
52 日本/中村俊輔
59 日本/巻 誠一郎

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第9日目 7月15日 

韓国の新聞でもがっかりだ!情けない!といった論調となった韓国の試合結果でした。D組の韓国は引き分けの後の第2戦となるバーレーン戦でした。前半4分に金ドゥヒョン選手が幸先の良いゴールで先制した韓国でした。しかし前半43分にイッササラマンのゴールで追い付かれて同点。後半も決定力がない韓国に対しバーレーンは41分にアドブルラティフのゴールで逆転を許しこのまま2-1で韓国は敗れました。この結果韓国は1分け1敗。1勝1分のサウジアラビア、1勝1敗のインドネシア、バーレーンの後塵を拝するD組最下位となってしまいました。韓国は厳しい状況となりました。グループリーグ突破への道は最低でもグループリーグ最終戦となる対インドネシアとの試合に勝つことが必須=絶対条件です。引き分け以下の時点で敗退が決定します。自力突破がないためもう一つの試合、サウジアラビア(勝ち点4)対バーレーン(勝ち点3)の試合が重要になってきます。サウジアラビアがバーレーンに勝ち韓国がインドネシア戦に勝てばサウジアラビアが1位、そして韓国が2位となります。引き分けの場合、又はバーレーンが勝った場合には得失点差で2位を争うことになります。いずれにしても地元で好調を維持するインドネシア戦に全力を注ぐことが必須です。

クアラルンプールで行われたC組は前回準優勝の中国がイランと対戦しました。先制し2-0とリードした中国でしたがザンディ、ネクナムのゴールで追いつき2-2の引き分けとなりました。中国、イランはともに1勝1分けで勝ち点4となっています。

7/15 18:20 △中国 2-2 △イラン(National Stadium Bukit Jalil, Kuala Lumpur) 
ゴール
07 中国/Shao Jiayi
33 中国/Mao Jianqing
45 イラン/Ferydoon Zandi
74 イラン/Jawad Nekounam

7/15 19:35 ○バーレーン 2-1 ●韓国(Gelora Bung Karno Stadium, Jakarta)
試合の模様:→You Tube
ゴール
04 韓国/金ドゥヒョン
43 バーレーン/Salman Issa
85 バーレーン/Ismael abdul latif

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第8日目 7月14日 

クアラルンプールでC組ウズベキスタンとホスト国マレーシアが戦いました。各ホスト国が地の利を生かして善戦するなかマレーシアは調子が上がりません。ウズベキスタンとの試合も前半10分に先制されると前半3得点で3-0で折り返し。後半にも2得点で駄目を押され5-0でマレーシアは完敗しました。ウズベキスタンはこれで1勝1敗。マレーシアは連敗となりました。ジャカルタではインドネシアの善戦が目立ちます。強豪サウジアラビアと1-1で引き分けと思われた後半45分にサアドアルハルティのゴールが生まれ2-1でインドネシアに辛勝です。サウジは初戦の韓国戦で引き分けていますからこれが初勝利となり1勝1分け。インドネシアは1勝1敗となりました。

追記
マレーシアサッカー協会のアブドラアハマドシャー副会長が7/15に辞任しました。これはマレーシアが1次リーグC組で2試合続けての5失点という大敗を喫し、1次リーグ敗退が決まったためです。アジアカップでは同じ共催国のタイ、ベトナム、インドネシアが地の利や気候も味方するなか予想以上に健闘していますが唯一マレーシアだけが連敗と厳しい現実を突き付けられていました。今回この責任を取ってアブドラアハマドシャー副会長が辞任したものです。又これに加えてマレーシアのノリザン監督が7/18に解任されました。

7/14 18:20 ○ウズベキスタン 5-0 ●マレーシア(National Stadium Bukit Jalil, Kuala Lumpur)
ゴール
10 ウズベキスタン/Maksim Shatskikh
30 ウズベキスタン/Timur Kapadze
45 ウズベキスタン/Ulugbek Bakaev
84 ウズベキスタン/Aziez Ibragimov
89 ウズベキスタン/Maksim Shatskik

7/14 19:35 ○サウジアラビア 2-1 ●インドネシア(Gelora Bung Karno Stadium, Jakarta)
ゴール
12 サウジアラビア/Yasser Al-Qahtani
17 インドネシア/Elie Aiboy
90 サウジアラビア/Saad Al-harthi

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第7日目 7月13日 
アジア・カップいよいよ日本がUAEと対戦しました。勝利が必須の両チームにとって最も重要な試合です。そして結果はもうご存知の通り前半3点をあげた日本が初勝利でグループ首位に立ちました。やはり最も貴重だったのは高原選手の先制点でしょう。また前半終了間際のPKも結果的に大きな1点でした。この勝利で日本はグループ首位へ。UAEは期待されたチームでしたが高温多湿のなか連敗を喫し予選敗退が決定です。そしてアジアの洗礼を受けたのがオーストラリアでした。ワールドカップドイツ大会での躍進で今大会優勝候補の筆頭にまで登り詰めましたが初戦を負け寸前でなんとか引き分けに持ち込んだものの重要な第2戦でイラクに惨敗。これでイラクは1勝1分け、オーストラリアは1分け1敗で1分け同士の戦いは明暗を分けました。負けたオーストラリアが1次リーグを突破するには最終戦ホスト国対タイ戦に勝つことが最低条件の条件。そしてイラクがオマーンに勝つか引き分ければオーストラリアは2位通過となるものの、もしもオマーンが勝つと4チームが勝ち点4で並ぶ可能性もある混沌とした状況です。

7/13 17:20 ○イラク 3-1 ●オーストラリア(Rajamangala National Stadium, Bangkok)
ゴール
22 イラク/Nashat Akram
49 オーストラリア/Mark Viduka
60 イラク/Hawar Mulla Mohammed
86 イラク/Karrar Jassim

7/13 20:35 ●UAE 1-3 ○日本(My Dinh National Stadium, Hanoi)
ゴール
22 日本/高原直泰
27 日本/高原直泰
42 日本/中村俊輔 (penalty)
66 UAE/Saed Al-Kas

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第6日目 7月12日 
アジア・カップ今日の試合はいずれもホスト国が出場する試合です。地元では大変な熱狂だったようです。その試合ですがB組で首位のベトナムが日本と引き分けたカタールと対戦。前半32分に先制する展開にベトナムの力強さを垣間みた気がします。しかしカタールも粘りのサッカーで後半34分に同点に追い付きました。窮地を救ったのはウルグアイ出身のセバスチャンソリア選手でした。日本戦に続く大きな1点をあげました。結局1-1の引き分けとなりました。ベトナムは1勝1分け、カタールは日本戦に続き2分けとなりました。日本は重要なUAE戦を7/13に戦います。そしてバンコクでのA組でホスト国タイはオマーンを圧倒しました。勝利の立役者はピパット・トンカンヤ選手。途中出場ながら2得点をあげる大活躍。タイはこの勝利で勝ち点を4としました。

7/12 17:20 ●オマーン 0-2 ○タイ(Rajamangala National Stadium, Bangkok)
ゴール
70 タイ/Pipat Tonkanya
78 タイ/Pipat Tonkanya

7/12 19:35 △カタール 1-1 △ベトナム(My Dinh National Stadium, Hanoi)
ゴール
32 ベトナム/Phan Thanh Binh
79 カタール/Sebastien Soria

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第5日目 7月11日 
アジア・カップは日本に続きいよいよ韓国が本日登場します。ジャカルタの蒸し暑い気候のなかしかも強豪のサウジアラビアとの一戦は悪くても引き分けに持ち込む必要があります。出来ればこの一戦を勝利して勢いに乗りたい韓国代表です。先に行われたイラン対ウズベキスタンはウズベキスタンがイランのオウンゴールで先制しました。しかしイランは後半10分に同点に追い付くと勢いを取り戻し逆転。苦しみながらも勝利しました。そして韓国は強敵サウジアラビアと対戦しました。先制は韓国でした。後半21分に崔成国選手(城南)がゴールを決め均衡を破りました。しかしサウジもその後ペナルティーを得てこれをアルカタニ選手が決め同点に追い付きました。白熱した試合でしたが後半も押し迫った時点で照明の不具合から試合が中断しています。20数分の中断の後再開。ロスタイム終了間際に韓国はサウジに決定的な好機を与えましたが相手ミスでゴールを逃れそのまま引き分けとなっています。

7/11 18:20 ○イラン 2-1 ●ウズベキスタン(National Stadium Bukit Jalil, Kuala Lumpu)
ゴール
16 ウズベキスタン/Rahman Rezaei (イランのown goal)
55 イラン/Seyed Hosseini
78 イラン/Javad Kazemian

7/11 19:35 △韓国 1-1 △サウジアラビア(Gelora Bung Karno Stadium, Jakarta)
試合の模様:→You Tube
ゴール
66 韓国/崔成国
77 サウジアラビア/Yasser Al-Qahtani (penalty)

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第4日目 7月10日 
アジア・カップはクアラルンプールとジャカルタで1次リーグの2試合が行われました。C組は前回ホスト国で日本を苦しめた準優勝国、中国がマレーシアと対戦。5-1でマレーシアを圧倒しました。D組ではインドネシアがバーレーンと対戦。前回ベスト4入りしたバーレーンを2-1で競り勝ったインドネシアがベトナムに続き金星をあげました。蒸し暑い各ホストの国々に悩まされるチームも続出。実力だけでなく暑さ対策や疲れを蓄積させない作戦にも念頭を置くことが勝利に必須となりそうです。

7/10 17:20 ○インドネシア2-1●バーレーン(Gelora Bung Karno Stadium, Jakarta)
ゴール
14 インドネシア/Budi Sudarsono
27 バーレーン/ Said Mahmood Jalal
64 インドネシア/ Bambang Pamungkas

7/10 20:35 ●マレーシア1-5○中国(National Stadium Bukit Jalil, Kuala Lumpur)
ゴール
15 中国/pen, Han Peng
36 中国/Shao Jiayi
51 中国/Wang Dong
55 中国/pen, Han Peng
73 マレーシア/ Indra Putra

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第3日目 7月9日 
アジアカップ1次リーグ7/9はこの1試合だけの予定。そのB組で日本はカタールとの試合で開幕を迎えました。前日は大番狂わせのベトナムの勝利もあって油断ならない大会となりそうな心構えは十分にあった選手たちと思います。また高温多湿の条件は日本だけでなく優勝候補の一角とも目されるオーストラリア、前日ベトナムに敗れたUAEをも苦しめたのはご存じの通りです。

さて日本はカタール戦で後半16分に高原直泰選手が先制点を奪い1点をリードします。しかし再三の好機を逸し後半43分にFKで失点し同点とされそのまま引き分けとなりました。試合後オシム監督は死ぬ気でやれと激怒したと言われます。3連覇の重圧に監督も選手も苦しめられています。

そして日本の次戦はグループリーグ最大の山場となりそうなUAEです。今年のガルフカップの覇者でもあり監督は名将とも言われるフランス人のメツ監督です。メツ監督は初戦を落とす結果となったもののまだMだ巻き返しを狙う重要な日本戦に勝つ意気込みで臨むことは必至。日本もそう簡単に勝てる相手ではないことを十分に承知しています。大会の行方を左右しそうな一戦に期待と不安は膨らみます。

7/09 17:20 △日本 1-1 △カタール(My Dinh National Stadium, Hanoi)
ゴール
61 日本/高原直泰
88 カタール/ Sebastien Soria

UAE戦展望
2002年の日韓ワールドカップ大会でセネガルをベスト8へ導いたのが現在UAE-アラブ首長国連邦代表を率いているブルーノ・メツ監督です。2004年5月大韓サッカー協会は当時UAEアルアインの監督だったメツ氏(イスラム教に改宗のためアブドゥール・カリムという名前も併せ持っています)を韓国代表監督に内定しました。ところが詰めの甘さと契約前の発表で交渉の主導権をメツ氏に握られた結果契約条件を引き上げられたことが原因で交渉が決裂。韓国代表監督への就任は破談となりました。

さてUAEは今年1月に行われた第18回ガルフカップ決勝(@アブダビ)ではオマーンに1-0で勝ち初優勝しました。グループリーグA組では1敗を喫しながらもオマーンに次ぐ2位を確保。サウジアラビアを倒して決勝に進出しオマーンをくだして初の栄冠を勝ち取った伸び盛りのチームです。

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第2日目 7月8日 
A組はワールドカップドイツ大会ベスト16へ進出したオーストラリアがアジアカップ初出場、オマーンとの対戦となりました。この試合終了間際にケイヒルのゴールで追い付いたオーストラリアでしたが苦戦の連続。結果は1−1の引き分けとなりました。格下相手に苦戦という論調も多かったものの苦しみながらも引き分けに持ち込んだオーストラリアの底力を見た気がします。また日本戦の舞台となるB組でのベトナムの開幕戦が行われました。ベトナム対UAEは後半18分にH・タインのゴールでベトナムが先制します。その後追加点を加えたベトナムが快勝しUAEにAWAYの洗礼を浴びせました。高温多湿の気候に加えアジアサッカーの奥深さを実感させた2試合となりました。 

7/08 17:20 △オーストラリア 1-1 △オマーン(Rajamangala National Stadium, Bangkok)
ゴール
32 オマーン/ Badar Al-maymani
90 オーストラリア/ Tim Cahill

7/08 19:35 ○ベトナム 2-0 ●UAE(My Dinh National Stadium, Hanoi)
ゴール
64 ベトナム/Phan Thanh Binh
73 ベトナム/ LE Cong Vinh

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第1日目 7月7日 
サッカーのアジア王者を決める第14回アジアカップが開幕しました。1次リーグA組のタイ対イラク(@バンコク)が開幕戦となり1−1の引き分けとなりました。試合はタイが前半6分にPKで先制。その後イラクが前半32分に追い付きそのまま引き分けで終了しました。今回は初の4か国共催。タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシアで予選を行います。16チームが4組に分かれて1次リーグを行い各組2位までが準々決勝に進みます。決勝は7/29にジャカルタで行われる予定で東南アジアの蒸し暑いなか熱戦が行われる予定です。そして 3連覇を狙うのが日本です。7/9にハノイでのカタール戦で幕を開け7/13にUAE、7/16に地元ベトナムと対戦します。いずれも油断のならない相手ですが何とか勝ち上がってもらいたいものです。

7/07 19:35 △タイ 1 - 1 △イラク(@Rajamangala National Stadium, Bangkok)
ゴール
06 タイ/Sutee Suksomkit (penalty)
32 イラク/Younis Mahmoud


アジアカップ2007 日韓代表

●大会グループ分け
A組 タイ、オーストラリア、オマーン、イラク(@タイ)
B組 ベトナム、日本、カタール、UAE(@ベトナム)
C組 マレーシア、イラン、ウズベキスタン、中国(@マレーシア)
D組 インドネシア、韓国、サウジアラビア、バーレーン(@インドネシア)

●日本、韓国代表の試合
7/09 アジア杯2007 対カタール戦@ベトナム/ハノイ
7/13 アジア杯2007 対UAE戦@べトナム/ハノイ
7/16 アジア杯2007 対ベトナム戦@ベトナム/ハノイ

7/11 アジア杯2007 対サウジアラビア戦@インドネシア/ジャカルタ
7/15 アジア杯2007 対バーレーン戦@インドネシア/ジャカルタ
7/18 アジア杯2007 対インドネシア戦@インドネシア/ジャカルタ

●アジアカップ日本代表 
日本サッカー協会はアジアカップ23人の日本代表を選出し発表しました。欧州組では中村俊輔選手(セルティック)、高原選手(フランクフルト)が選ばれました。残念ながら負傷のため闘莉王(浦和)、前田(磐田)選手等が外れました。3対会連続出場はGK川口選手(磐田)、GK楢崎(名古屋)、復帰のDF中沢選手(横浜マ)、中村俊輔選手となります。7/1から千葉県内で合宿を開始し7/4にベトナムに移動します。初戦は7/9にカタールとの試合となります。

GK:
1.川口 能活(ジュビロ磐田)
18.楢崎 正剛(名古屋グランパスエイト)
23.川島 永嗣(川崎フロンターレ)

DF:
22.中澤 佑二(横浜F・マリノス)
5.坪井 慶介(浦和レッズ)
21.加地 亮(ガンバ大阪 )
3.駒野 友一(サンフレッチェ広島)

MF:
10.中村 俊輔(セルティック)
24.橋本 英郎(ガンバ大阪)
8.羽生 直剛(ジェフユナイテッド千葉)
7.遠藤 保仁(ガンバ大阪)
14.中村 憲剛(川崎フロンターレ)
13.鈴木 啓太(浦和レッズ)
6.阿部 勇樹(浦和レッズ)
2.今野 泰幸(FC東京)
9.山岸 智(ジェフユナイテッド千葉)
28.太田 吉彰(ジュビロ磐田)
15.水野 晃樹(ジェフユナイテッド千葉)

FW:
19.高原 直泰(アイントラハト フランクフルト)
25.播戸 竜二(ガンバ大阪)→ MF伊野波雅彦選手を招集
12.巻 誠一郎(ジェフユナイテッド千葉)
11.佐藤 寿人(サンフレッチェ広島)
20.矢野 貴章(アルビレックス新潟)

追記
日本サッカー協会は7/4にアジア・カップの日本代表メンバーから3日の練習試合で右太もも裏を痛めたFW播戸竜二選手を外しMF伊野波雅彦選手を招集すると発表しました。オシム監督はなかなか思うようなチーム作りが出来ておらずイライラする場面もあったようです。今回の播戸選手の怪我も大きな痛手とコメントしています。

 

●アジアカップ韓国代表 
大韓サッカー協会はアジアカップへ出場する最終メンバー23人を発表しています。予想されたように朴智星選手(マンチェスターUTD)、李栄杓選手(トッテナム)、ソル・ギヒョン選手(レディング)等イングランド組は負傷、療養中のためメンバーから外れました。唯一の出場となったのがミドルズブラへ移籍のイードングック選手です。ファーベーク監督は限られたメンバーのなか簡単に勝利するのは非常に難しいが優勝を狙うと明言、アジアカップでの上位進出を誓いました。以下がそのメンバーです。

GK
金龍大(城南 )
李雲在(水原 )
鄭成龍(浦項)

DF
姜敏壽(全南)
金相植(城南 )
金致坤(FCソウル )
金珍圭 (全南)
宋鐘国(水原 )
金東進(ロシア/ゼニト)
金致佑(全南)
呉範錫(浦項)

MF
呉章銀(浦項)
廉基勳(全北現代)
金正友(名古屋)
李浩 (ロシア/ゼニト)
金ドゥヒョン(城南)
廉基勳(全北現代)

FW
李根鎬(大邱)
チョジェジン(清水)
李天秀(ウルサン現代)
崔成国(城南)
禹成用(ウルサン現代)
李東国(ミドルズブラ)

 


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